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VOICE 29: 【予想外の結末に…】マラウイの難民キャンプユースクラブで“Gender identity”を皆で考えてみた

【初めに―実施に至るまでの経緯】

先週の土曜日のユースの活動に青年海外協力隊でご活躍なさっている大関さんにお越しいただきました。

〈ユース会長(左)と大関さん(右)〉
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初めてお会いしたのは、いつもお世話になっているリロングエにあるJAPAN HOUSEでの日本人会です
(Twitterは以前からフォローさせていただいていました。そんな大関さんのツイッターはこちら

大関さんは獣医師免許と教員免許のダブルライセンスの持ち主で普段はマラウイ北部のEkwendeniで活動されていらっしゃいます。
そんな大関さんから、日本人会終了後にザレカのユースクラブの見学希望のご連絡頂いただいたきました。

ただの見学では面白くないと思い、厚かましくワークショップのお願いしてみたところ、快諾していただきました。(本当にありがとうございました(´;ω;`))

うちのユース活動は2時間でプレゼンテーション+ワークショップで構成されおり、セカンドタームを担って頂きました。
(記事はこちら

今回ご提案いただいたワークショップのテーマは“Gender identity”。

「男性らしさ」「女性らしさ」を一緒に考えていくワークショップでした。

【当日のプログラムの様子】

 

ゲストファシリテータの大関さんは首都である6:00発で8:45にザレカ着

9:00集合に間に合い、流石でした。

(むしろ、私のせいで5分遅れて集合場所着。)

待ち時間が無ければ1時間掛からずに来れるのですが、バスが満員にならないと出発しないので3時間ほどかかります。
時間が読めないので待ち合わせには本当に困ります。

プログラムは10:00開始なのですが、最近、中だるみなのか、スタッフがプログラムに遅刻する事が団体としての課題です。

今回、「ゲストが来る」という事で引き締まった様子を見せ、スタッフの顔合わせも兼ね1時間前に集合時間を設定したもののやっぱり遅刻…

それでも主要メンバーは20分前に来たので、1時間前に設定しててよかった…とホッとしました。

〈情宣用の色々と詰めの甘いポスター。ジョンマークの名前や実施日の間違い〉
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また、ゲストである大関さんを等閑にし、ファーストタームのプレゼンのスピーカーの打ち合わせに私は急きょ対応。

スタッフに対応をお願いしたところ、急に人見知りを発動し始めるスタッフ。

(へええい!いつもの生意気さ…フレンドリーさはどこにいった!?)

そんなこんなで、前日までに周辺地域に今回のイベントのプロモーションを行ったおかげか今回の参加人数は10人前後で開始時間を迎えました。

ファーストタームはSaturday talks.
今回のスピーカーはメンバーのジョン・マーク

〈Saturday talksのプレゼンの様子〉
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トピックはadvantage and disadvantage of Social media

最初にdisadvantageを黒板に書き、なんでdisadvantageかを説明し、軽くディスカッションした後にadvantageに移るという流れでした。

個人的にdisadvantageが印象的で

ポルノが入っていたこと、現実の男女関係が等閑になってしまうというオーディエンスとスピーカーの意見が新鮮でした。

またトピックと逸れた時に男女関係でソーシャルメディアで知り合った男女関係で
「女性が年上で男性が年下の年の差の関係を持ってしまうのも良くないぞ!」
なんて意見を大半が言っていたのもちょっとびっくりしました。

一般的には少ないけども、別に良くなくは無くない…のか…?

〈参加者。徐々に増え始めます〉IMG_20180721_102258[1].jpg

的な発言をすると一斉に「良くないぞ!」と…
(こういうときの団結力…。もっと他の場面で使ってほしい。)

とまぁ、内容としてはとても面白く、質問も出ており、オーディエンスとしっかりとやり取りができており濃い30分になりました。

時間を考慮したフロウや内容を整理せず(うちの活動でいつもスピーカーが行う作業)に挑戦したため、時間が余ってしまったり、本人の想像通りにはいかなかったようですので、次回のプレゼン時に事前準備をしっかりすることが彼の課題が私の彼へのフィードバックでした。

 

“Gender identity”を考える―予想外の結果に…

 

休憩をはさみ、セカンドタームのワークショップ“Gender identity”

ワークショップに入る前にアイスブレイクで日本語レッスン。
私は活動として日本語を教えないので彼らにとって新鮮だったと思います。

〈開始時は10人程度がワークショップ時には30人に〉IMG_20180721_105820[1].jpg

 

アイスブレイクを終え、大関さんは質問を駆使しGenderとidentityの概念の説明します。

普段考える機会の無いトピックに質問に対して、頑張って自分なりに答えを出そうとしている姿が印象的でした。

説明後、ワークに移るのですが、タイミング良く女子集団が途中参加のおかげで女子グループがなんとか2つできあがりました。

〈ワークショップの様子〉
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男性グループは“男性らしさといえば?”女性グループは“女性らしさといえば?”という質問から入ります。

「身体的違い」「社会的、文化的違い」を考えるコツのヒントを具体例の説明を参考にしたうえで、自分たちの考えを出し合います。

次に自分たちの逆の性に対して自分たちの考えを出し合います。

グループ内で考えを出し合ったらみんなで共有します。

〈発表するグループ代表者〉
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「身体的違い」出てきた考えに対しては何もブーイングは起きなかったのですが
「社会的、文化的違い」(振る舞いなど)に対しては反対の性からブーイングが殺到(笑)

たくさんありましたが、

Women is more honest than men (女性は男性よりも正直だ、偽ることがない)

Men is more cooperative than women (男性は女性より協力的だ)

 

他にもlovely(愛らしい) やwise(賢い) など…

〈ワークショップで出た男性らしさ(写真左)女性らしさ(写真右)〉
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ヒートアップしそうになるところ(私もブーイングに参加←)を大関さんがうまく抑えます。

白熱してしまうという事はそれだけ皆真剣に参加していた証拠です。

ワークで出てきた考えはとてもユニークでした(写真参照)

女性らしさで”スカートを履く”という風に出た例をとり、結論に結び付けるため”スコットランドの伝統的な衣装で男性もスカートを履く事がある”文化の紹介がありました。

ワークショップの最後にこの例を踏まえて大関さんが

「男性(女性)は必ずしも男性(女性)らしくあるべき?」

という質問を問いかけました。

 

 

 

 

 

メンバー「「「「「「「「ある!!!!!(声をそろえて)」」」」」」」」」

大関さん「うーん。そうか…(小声+日本語で)」

私「…」

 

 

 

 

「男性(女性)が必ずしも男性(女性)らしくある必要はない」

という結論に結びつけようと試みたんだと思います。

 

 

 

 

人間が男性らしさ、女性らしさを決めているという事は彼らはしっかりとワークショップを通し、少なくとも理解したようでした。

 

また、ワーク後に、以前、Saturday Talksの際にLGBTIQの話を私が行った時の参加者から、セクシュアルマイノリティに関する質問が出たのですが、時間があまり無く深い話ができませんでした。

 

 

〈セクシュアルマイノリティの解説〉
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簡単な説明のみだったのでまた、大関さんがまたいらっしゃった際の皆で一緒に考えるテーマになりそうです。

【まとめと感想】

・「男性はこうあるべき」「女性はこうあるべき」という考えがザレカのコミュニティでは根強いということ。

・普段の生活では「男性らしさ」「女性らしさ」を考えることが無く、積極的に取り組める機会になった。

・「男性(女性)が必ずしも男性(女性)らしくある必要はない」という結論の多様性の例が彼らの周りにはまだまだ少ないという事→情報源が少ない

・彼らはセクシュアルマイノリティに関するニュースは少ない事。(次回トピック)

 

また、メンバーがとても積極的に取り組む姿や質問を投げかける姿が印象的でした。

スタッフもゲストが来ることによって「ちゃんとしなきゃ」と身が引き締まっている様でした。

大関さん、お忙しい中ありがとうございました!

 

〈大関さんとユースで集合写真〉
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