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VOICE 33:今ある環境の中で求められる人材とは?(Nozomi)

先日、VOICEを読んでいただいおり、尚且つクラウドファンディングにもご支援いただきました方からの質問をいただきました。
回答が2人とも違ったため、それぞれの視点で回答と並んで記事にしようと思います。

メッセージの掲載許可もいただきました。
ありがとうございます(´・ω・`)

こういったお声は本当にうれしい限りです。

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私たちの影響力や発言力なんてたかが知れてますし、想いを実際に記事として言葉にすることもポリシーであるlearning by doingなのでとても勉強になります

さて、話は戻りますが「今ある環境の中で求められる人材」というのが質問でした。

この質問に対して私たちの回答が異なってしまいました。

回答が違うのも、今ある環境が全く違うからです。

勤務地は違えど、カレッジのインストラクターとしてのポジションは同じです。
しかし、私の住む地域は難民キャンプを併設しており、「マラウイは~」という風に言いづらい気がします。
現地語であるチェワ語が通じない事もあります。

そんなユニークな地域に住んでいるため、「マラウイは~」とわ言えず、「私の住むコミュニティは~」という表現をすることが多いです。

難民キャンプを併設するザレカ地区

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今ある環境であるザレカ地区は難民キャンプを併設しており、多文化である事が大きな特徴だと思います。

現地人であるマラウイ人以外にもコンゴ人、ブルンディ人、ルワンダ人が住んでいます。

もっと細かく分けるとコンゴ系モザンビーク人やコンゴ系タンザニア人、ルワンダ系マラウイ人など両親が渡航し別の国で生まれ、家族で難民として、キャンプまで流れてきたという人たちも多く、とにかく多様です。

人によってはチェワ語が通じない事もありますし、逆に現地のマラウイ人がスワヒリ語を話せたりします。

国際色豊かであり、違った文化を持つ人たちが共存しなければいけないという点で場所がアフリカのマラウイのザレカはデンマーク時代の時の環境とまた違った共存仕方が存在するコミュニティです。

求められる人材とは?

数学の数字の様に絶対的な答えは無いと思いますし、“正しい”“正しくない”と議論するのが難しいトピックだと思います。

なので、個人の主観として“求められる人材”、そして、日本の教育を受けてきた人、日本の文化背景を持った人を前提で書いていきます。

そもそも、私たちの文化は“相手や他に焦点を置いている”文化の様に思えます。

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Photo by rawpixel.com on Pexels.com

“相手を尊重しなさい”

“人の話は最後までちゃんと聞きなさい”

最近のワールドカップで日本の観客のマナーの良さを国外メディアが称えていましたが、それも文化の一部だと思います。

“使ったら元の場所に戻しなさい。”

“自分の出したごみは持ち帰りましょう。”

人間関係で相手を尊重する事はとても大事ですが、文化や教育背景上、そんなすでにできている点に関してはどうのこうの言う必要はないかと私は思います。

そんな中で必要な力は、理解してもらう力が必要だと思います。

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Photo by rawpixel.com on Pexels.com

理解してもらう力といっても正直簡単じゃありませんし、私自身もまだまだ難しさを感じているところです。

更に相手に求めすぎてもいけない事でもありますし、感情を振り回しても仕方がない事でもあります。

私にとってもまだまだ課題であり、理解しても行動は一致しない

なんて事もよくあります。

けれども、

「なぜこんな行動をしているのか。」

「どうして、こんな事を言うのか。」

矛盾しない理由を一緒につけて言わないと相手には伝わらないと思います。

理解してもらうための3つの能力

そんな相手に理解してもらえるために大事なことや気をつけている事を3つまとめてみました。

①聴く力

以前英語に関する記事をいくつか書きました(詳細はこちら
自分が言った事をちゃんと相手が理解しているかどうかは必ず尋ねるべきだと思います。

使用言語がお互い母語で無いなら尚更です。

理解をしているかどうかを尋ねるのはもちろんですが、自分の理解が正しいかどうかもちゃんと確認する事は大事です。

聴くことは聞くことのアピールでもあります。
相手に「この人は私の話をちゃんと聞いてくれる人だ!」と思ってもらえると、信頼も生まれます。

②怒りや負の感情はコトバで説明する

「こんな振る舞いだから、自分は今、こういう気持ちですよ。」

怒りという感情をあらわにするよりもきちんと説明する事は大事だと良く実感します。

また理解もしてくれているとユース活動で実感することが多いです。

また、私も受ける側としては怒りを露わにする人よりもしっかりとどう思っているかをコトバで伝えてくれる人の方がこちらも感情的にならず、理解がしやすいです。

ただ、この点に関しては私もまだまだだなぁとたまに思うところです。
(最近イギリス人の校長の無責任すぎる発言と校長としての振る舞いに切れてしまいました。仏の顔は三度までなので…このことについてもほとぼりが冷めたら記事を書こうと思います)

man and woman wearing brown leather jackets
Photo by Vera Arsic on Pexels.com

ただ、根気強くコトバで伝える事は大事だなと思います。

怒りやマイナスの気持ちは感情が先走るのですが、

なぜこの感情になっているのかを考え、自分と相手を見つめる事が大事ですし、

それに対して、相手と一緒にどうやって課題を解決していくかを考えるという事。

そちらに集中した方が良いのではないかと感じる今日この頃です。

③言葉をかみ砕く能力

私の環境は使用言語が英語です。
が、参加者全員にとって母国語ではなく、言語レベルがマチマチです。

なので使う単語がみんなが理解できるわけではありませんし、わからない単語ももちろんコミュニケーション内では出てきます。

そんな単語をかみ砕く力や何かを分かりやすく伝える力。

簡単な例や推測しやすい例を用いて専門用語や状況を説明する力。
特にお互いに違う言語を使う際は大事だといつも感じています。

また、反応や相手が理解したかを実際に実践して学ぶのはもちろんですが、他の人の説明を第三者として傾聴することもとても勉強になります。

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まとめ

今の環境で求められる人材をまとめてみましたが如何でしょうか?

私自身、まだまだな事が多く、よく考えさせられます。

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こんなユニークな環境を過ごす毎日ですが、”異文化理解”は”他人を理解”する事が根底にある事をよく痛感します。
そんな”他人を理解”する事は一方通行ではあってはならない。
とも思うのです。

コミュニケーションは相手がいて初めてコミュニケーションと呼べるのだとしたら

この”他人を理解”しようとする力は相手にも求められる事だと思います。

そんな相手に対して理解してもらえる様な伝え方を行う努力をする事も必要です。
同時に”自分を理解”する事とも繋がるのではと感じます。

”自分を理解”すると相手との違いも見え、その違いでどんな感情が生まれるのか、どんな状況になるのか等相手に言葉で伝える事ができます。

また、自分の能力の面でも、今、自分に何が足りないかも見えてきます。

この1年半、ぶつかり合いの中で自分と相手の事が見えてとてもいい勉強になりました。

文化や言語が違うとコミュニケーションの難しさを実感する事が多いですが、マイナスの感情程いい機会で

どんな能力が必要なのかと向き合う事ができました。

「郷に入ったら郷に従え」

なんて言葉が在るように

相手を尊重する文化背景を持つ日本人は”相手の文化を尊重する事”は、

皆が皆当てはまることではないのですが、すでにできている事だと感じます。

それよりも、どのようにして文化や他人であることによる行動の違いを理解してもらうか。

この理解してもらう力を培う力があると思います。

私のいる、異文化背景を持つ人たちで構成されている環境では、相手に理解してもらえるように伝えることができる人材が必要だという事。

それがが私の回答です。

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