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真夜中の戯言―8/9の感謝と祈り

8/9は原子爆弾が長崎に落とされた日。

 

爆弾を落とすはずの場所であった小倉が雲で覆われていたため、急きょ長崎へ変更となり

雲がかかっていたものの、タイミングよく雲が切れ目が現れ、原子爆弾を落とした

 

というのは有名なお話です。

 

私の祖母は被爆者です。

 

爆心地近くに住んでいたのにも関わらず、祖母が九死に一生を得た日でもあります。

戦争と原爆は女学生だった祖母の青春を奪います。

故郷である長崎を離れ、被爆した曾祖父と共に親戚のいる福岡に渡り

被爆した曾祖父が亡くなるまで働きながら看病を続けました
母を産んだ直後にパートナーであった祖父を亡くし、祖母は叔父と母を育てあげました。

 

原子爆弾の被害に遭っていなかったら

祖母の人生はもう少し楽だったのでしょうか。

 

 

lighted candle
Photo by Rahul on Pexels.com

 

私は戦争を祖母の様に経験した事がありません。

 

ただ、幼いころに祖母の原子爆弾による被害の様子を尋ねた時

 

「思い出したくもない」

 

と一言放った姿を忘れる事ができません。

 

それだけ辛い思い出で、うかつに尋ねてしまった事に対して後悔の念を抱いた事を覚えています。

 

時が経ち、話をしてもらいましたが、祖母のゆったりとした口調での被爆時の描写に対し息をのまずにいられませんでした。

 

“戦争を語り継がなければいけない”

 

戦争を語ることができる人たちは老いて、最後には戦争を経験した人は皆この世からいなくなってしまいます。

高齢化は進むものの、自然に抗えるわけではなく

 

後世に語り継ぐ

記録を後世に残す

当時の状況を忘れないためにとても大事な事なんだと感じます。

と同時に思い出したくもない体験をしたにも関わらず言葉を紡いで次世代に伝えていくという行為に尊敬の念を抱かずにはいられません。

photo of blue sky during golden hour
Photo by Fancycrave.com on Pexels.com

 

同じ失敗を二度と繰り返さないためには上記した

 

後世に語り継ぐ

記録を後世に残す

 

事も大事ですが “なぜ”戦争が起きたのか。

 

それを理解する必要もあると思います。

 

帝国主義と資本主義社会が引き起こした悲劇は

たくさんの人の命を奪う結果になってしまいました。

 

平和の大切さを叫ぶことも大事ですが、

 

世界がどんな現状なのか

“なぜ”という理由と世界の仕組みを学ぶ事も大事だと感じる事も多々あります。

 

現状では、そんな事を学ぶ機会や学ぼうとしている人って

私と同世代はどのくらいいるんだろうとも疑問になることもあります。

 

この資本主義の副作用がマラウイを含め、世界のどこかで起こっている事

 

人類は歴史から何を学んだんだろうと思わざる得ないという事

 

 

報道されることの無い現実を目にし、ただ悲しくなってしまいます。

close up of globe
Photo by NastyaSensei Sens on Pexels.com

 

私自身無力である自覚はちゃんとあります。

 

世界のために何かをしようなんて事もさらさら思っていません。

 

しかし、後悔はしたくありません。

 

woman holding white flowers
Photo by Lisa Fotios on Pexels.com

 

自分の状況を見つめなおすと

 

3食きちんと食べる事ができるし

 

73年前の祖母の様に空襲におびえる必要は無いし
祖母が行けなかった大学まで行かせてもらえた

 

言語が身についた。

 

私にとっての当たり前は有り難い事で

 

“恵まれている”と強い自覚は人生へ貪欲になっている様にも思えます。

 

 

それでも、それは私一人の力でなくて

両親、国、友人、かかわりのある人

 

すべての人のおかげだという事。

 

多分、そんな私のできる事は学ぶこと

そして隣の人と共有する事。

 

平和と関係ないといわれそうですが。

大きい事はする必要はないと思います。

 

できる事、特徴、世代、役割など皆違う

 

社会や世界は人が作っているという事。

 

大それたことはする必要は無く、まずはとなりの人からだと思います。

 

adult affection beads blur
Photo by Pixabay on Pexels.com

 

そんな私は、被爆三世だった偶然と

話したがらない祖母に無理矢理聞いた現状を

を隣の友人から伝えていけたらと思います

 

8/9は原子爆弾が長崎に落とされた本日は

たくさんの人の命が奪われました。
生き残った人には爪痕を残しました。

 

生きていることの有難みと命をつないでくれた家族への感謝とともに

黙とうを捧げます

Photo by Hakan Erenler on Pexels.com

 

二度と同じ悲劇が起こらないよう

日本から離れた土地、マラウイから今日は祈ります。

 

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