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VOICE 43:【閲覧注意】マラウイのセックスワーカの実態の調査で見えた5つの事―初回編―(NOZOMI)

はじめに

昨日の遅く(正確には午前1時なので本日)に売春婦の実態調査から帰ってきました。

本日のマラウイ時間の夜に協働で調査を行った先生と第一回の分析、文字起こしを行います。

土日は働いていたので本日の午前中は学校関係はオフなので(と言っても午後からプロジェクトでザレカでミーティングが1本急に入ったのですが)新鮮な状態でなまめかしい感想をVOICEの1記事として忘れないうちに残しておこうと思います。

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Photo by Tirachard Kumtanom on Pexels.com

“セックスワーカーの実態”を調査したいと思った理由

文献としての情報が見当たらないというのがきっかけでした。
(たぶん大学に行けばもっと情報にリーチできるのでしょうが…)

最新の昨年出されたHIV&AIDSの調査のレポート(文献のサマリー)は手に入りましたが、セックスワーカーの実態が詳しくは載っておらず、またうちのカレッジが調査したセックスワーカーと貧困のレポートは“教育”のみしか言及されてませんでした。

books on bookshelves
Photo by Mikes Photos on Pexels.com

彼女らがセックスに対してどう思っているのか、どのくらい稼いでいるのか、どんな客層を顧客として持っているのか。

など、レポートや見つかった文献類(といってもうちの組織の文献にリーチできる量はたかが知れていますが…)を読んで疑問に思った事などを中心に質問調査を行い始めました。

“セックスワーカーの実態”を調べる調査(第一回)からみえた5つの事

記念すべき1回目ですが、この調査で彼女たちの発言から見えた事が以下の5つです。

調査は計6回を目標にしています。

two woman chatting
Photo by mentatdgt on Pexels.com

-マラウイ人の月のお金の使い方

-“外国人=良い顧客”だとは限らない

-コンドームは必需品(行為で使うかどうかはまた別の話)

-シングルマザーが多い

-売れる子は男性とのコミュニケーションの仕方を知っている

です。

以下詳しく見ていきます。

①セックスワーカーはマラウイ人のひと月のお金の使い方を知っている

セックスワーカーは初旬、中旬、下旬によって価格が違う事は彼の仮説通りでした。

客層と一番お客さんを得れる時期は予想外でした。

人数と日数の少なさから“~だ!”という言い方が難しいのでまた、改めて書きます。

ですが、彼女たちはマラウイ人のひと月のお金の使い方を知っています。

彼女たちはマーケットを知っているため、客がお金を出せるときは価格を上げ、給料日前などのお金があまり出せない時は価格を下げるのです。

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Photo by Moose Photos on Pexels.com

②“外国人=良い顧客”だとは限らない

外国人=お金を持っている
なのですが

外国人=良い顧客には繋がりません。。

※国名はどのコミュニティも狭いためあえて伏せます※

怖い思いや理不尽な思いをしているみたいです。

たとえば欧米人に誘われ、犬と行為をさせられた

アジア人に誘われたら、部屋には4、5人居一晩中相手をさせられたのにも関わらず一人分の値段だけだった など。

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Photo by Ikon Republik on Pexels.com

特にアジア系の外国人はマラウイ人より安い値段を提示する事が多いんだとか。

(例えば5000MKWに対して2000MKWとか)

“それでいいの?”と協働の先生が尋ねると

“○○人のち○ち○は小っちゃいからそのくらいでいいのよ!”と返答

…たくましい…

ちなみに良い外国人顧客に対して肯定的な女性は、とある国の大使館職員が定期的な顧客だとの事。

そしてその彼女は外国人顧客との怖い思いの経験は無いとの事。

“○○の国の大使館の定期的な関係を持っているけど、他にもあとある国のアジア人に3人組にオーラルセックスのサービスをしたことあるわ!

1人は触ったらすぐ終わり、2人目もそこまで時間を掛けなかったの。

トータルでめっちゃ速く終わってくれて、彼らも良い顧客だったわ!”

(彼女のポジティブな思考に対して複雑な気持ちにw)

③コンドームは必需品(行為で使うかどうかはまた別の話)

close up of woman holding condom
Photo by Pixabay on Pexels.com

コンドームを持っているかどうかも必ず調査で尋ねていたのですが、必ず彼女たちはバッグの中に持っています。

イチゴ、チョコ、バナナの香りがするコンドームが奥さんがいる顧客中心に人気だそうです。

(理由はコンドーム臭くならないのでばれないから。そういうもんなんですか?)

ちなみに、その類のコンドームはモザンビークから。

香り付きのコンドームはマラウイでは数年前から、無料でもらえなくなり、購入しなければならなくなったとの事です。

一方で、モザンビークでは無料で配布しており、長距離運転手のトラックの助手席等に乗ってモザンビークまで行けた子が大量に持って帰り、みんなでシェアをするとの事です。

④ドロップアウト、シングルマザーが多い

woman carrying baby at beach during sunset
Photo by Pixabay on Pexels.com

General questionで子供の有無や最終学歴を聞くのですが
ドロップアウトしている方が今のところ100%です。(調査している場所も関係あるかもしれません。)

30代以上で子供がいない方は居ませんでした。

今回は道端で顧客を探すセックスワーカー対象なので場所によってバックグラウンドの変化が視れるかもしれません。

⑤売れる子は男性とのコミュニケーションの仕方を知っている

普通にプライベートな話ですが、協働の先生は結構面食いでして(笑)

10人中2人に電話番号を頑張って聞いてました(笑)

しかも誘う時、無駄にイケボになるw

2人とも顧客の職業を聞くと大物や大企業勤めなど結構売れているのが伺えます。

adult couple dock fashion
Photo by freestocks.org on Pexels.com

彼曰く、コミュニケーションの仕方を知っているとの事で見た目だけでなく、とても魅力的な対応だったとの事です。

 “セックスワーカーの実態”を調査する難しさ

本当はレポートレベルで良い調査なのですが、貴重なデータになるかと思いお金をかけて調査をしようと決めました。

と、言っても金を出しているのは私で、調査は基本協働の先生が行うという役割分担です。

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Photo by Pixabay on Pexels.com

私もめちゃくちゃ携わりたいのですが、私は外国人+女性です。

前にも調査関連の記事を出しましたが、現地の人は“外国人=サポートしてくれる”

とどうしても見なしてしまいます。

また、セックスワーカーのコミュニティのつながりは強く、一人でも直接私と話したならば、“サポート目的の外国人が調査を行っているよ!お金ももらえるよ!”

と噂がぶわぁーっと広がります。

本質に近づけないと2人で判断し、私は車のトランクで息をひそめて、協働のマラウイの先生のインタビューの様子を観察するという形をとりました。

(めちゃくちゃ蚊に刺されてマラリアが心配という…)

まだ初回の1回目。

これから2回目、3回目と続くインタビュー調査がたのしみです。

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